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新築住宅の内装設計@逗子

こんにちは。設計スタッフの福田です。

今回は昨年末にお引き渡しをした逗子の戸建住宅をご紹介します。

 

こちらの住宅は新築住宅。

 

当初は中古の戸建住宅をリノベーションする前提で探しておられましたが、

検討の結果、物件を紹介されていた「エンジョイワークス」さんが手がける

新築住宅「THE SKELETON HOUSE」を建てることに決められました。

 

スケルトンハウスは内部にほとんど柱のない作りになっている木造住宅。

中は柱や構造壁に制約を受けることなく可変可能で、

スケルトン部分(建物の骨格) とインフィル部分(内装)を分けて考えることができる画期的な仕組みの住宅です。

▼詳しくはエンジョイワークスさんのHPへ

https://theskeletonhouse.com/

 

そこで、「スケルトンをエンジョイワークス、インフィルをフィールドガレージで」とご依頼いただき、

内装を設計させていただきました。

 

インテイアが大好きで、かなりの腕前のDIYerでもあるお客様。

予算を抑えるため、住みながらご自身で手を入れられる棚や木部の塗装は潔くカットし、

その分、使いたい素材やパーツにとことんこだわり抜いて盛り込んでいきました。

 

 

建物の随所に使った扉は、アンティーク扉とお客様の手作り(!)

 

表と裏で色が違うアンティークの扉

 

もともと真っ赤だったアンティーク扉を、剥離材とサンダーを使って塗装をDIYで剥がして味を出した扉

 

猫の入り口がある、足場板を使って自作された扉

 

上部がアールになっているイギリスのアンティーク扉

 

…などなど、ひとつひとつ間取りと合わせて取り付け箇所を決めていきました。

 

 

1階の床や階段の踏み板は、ざっくりテイストの足場板。

通常土足用ですが、この味が好きなお客様は迷わず採用。

DIYでクリアの塗装をかけられ、深みを増した色合いがまた素敵です。

 

洗面室とお風呂は大理石のモザイクタイル貼り。明るく開放的です。

 

階段横の黄色い壁は可動棚板を取り付けて、全面本棚に。

 

 

そして2階へ…

壁一面に設けた窓からは光がたくさん差し込み、奥には海が見えます。

「海が見える」というのがこの家1番のこだわりポイント。

建てる前からお客様自身で写真を分析されて、海が綺麗に見えるように建物の角度やバルコニーの高さを慎重に決定しました。

 

2階の床は1階とガラリと雰囲気を変えて、パイン材を真っ赤にDIY塗装。

海外のインテリアのような配色です。

 

黄色の壁の背面は、シンプルなつくりの広々キッチン。

 

横には基地のようなパントリーをつくりました。

 

キッチンの正面には階段を挟んでリビングと書斎スペースがあります。

窓際のBOXはTV台兼バルコニーへの階段になっているベンチ収納。

 

ここから外へ出ると、奥行きのある贅沢なバルコニーが広がります。

海がより綺麗に見えるバルコニーで、ハンモックに乗ってくつろいだり、植物の手入れをする予定とのこと。

 

これからどんどん進化を遂げるインテリアが楽しみです。