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古民家を見に行ってきました!

       どーも、不動産担当の鹿島です。
今日はちょっと普段の仕事とは違うことですが、素敵なお家を見たのでご紹介です。
私日本のふるいものが好きで、
古民家とか、古家具とか、アンティークなもの大好きです。
特に仕事柄、建物をみるのは好きなので、こういった古民家が見れる機会があれば見に行っちゃいます。
今回見た古民家は築80年くらいのお家らしく、とてもとても素敵に改修中でした。
やっぱり昔のお家は梁や骨組みがたまらないですね~。
照明も日本的なものが本当によく合います。
壁も漆喰仕上げでした。
綺麗な白だな~。
屋根裏はロフトになっていました。
かっこいい。ほれぼれする。でもきっと寒いだろうし、熱いだろうな~w
 壁の裏はこんな感じで竹木舞といって編まれてそこに土壁を塗り、漆喰でしあげます。
すべて自然の素材、土にかえる素材です。
この天井の高さ~!そして欄間!
窓も乳白色でなんともいい光の取り入れ方をしてくれます。
木サッシも、錠もかわいい。
玄関です。三和土で仕上げてあり、縁台があります。あ~この昔の玄関のつくり、本当にいいです。
何とも言えない外と内とのコントラスト!
 昔ながらをきちんと大事にしながらの改修にほれぼれしました。
うれしいな~
私もこういうのを残していけるような力をつけたいな~と思ったのがきっかけで
今の仕事をしています。
結局改修にお金はかかりすぎる、銀行もかしてくれない(古すぎるから)、伝統の技を持つ職人が少なくなった、
寒いし不便、そんなことが重なって結局はなくなっていくんですよね。
建売のほうが早いし、楽だし、快適だし、銀行もお金貸してくれるし。
仕事してたらそりゃそうだよな~なんて思うんですが、
こういう物件に巡り合えた時は嬉しくて、勇気をもらいます。
戦ってるな~って。
この以前の持ち主さんから次の持ち主さんへきちんと元の形で
受け継がれていって、今は今なりの快適さも兼ね備えていき、
今らしい形になっていくけど、自然素材や、伝統の技が随所に感じられて、
家とともに生きていくっていう感じで。
とにかくこの好きなものを私もつなげていく役割を担いたいな~
そんなことを思う今日この頃です。
※ちなみにこの家はすでに買主さんがいらっしゃって、その方が昔ながらに改修されている物件なので、
ご紹介とかはできないものです。