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原さんちのDIYリノベ奮闘記2

こんにちは!原家の”おかあ”ことゆーこです☆
2ヶ月半に渡る、原家のDIYリノベ。
愛のいっぱい詰まった私達のおうちができるまで
親方もりりんと、原ファミリー4人の奮闘を振り返ります。
———————————————-
「自立への一歩」
2015年秋
「やばい!そろそろ自分ち設計しなきゃ!」
物件契約から引き渡しまで8ヶ月も期間があったせいで、
すっかり後回し後回しにしていたわけです・・・
(まあ大抵、原家はなんでもギリギリ綱渡りなんですけどね。汗)
すぐに不動産屋さんと売主さんに連絡を取り、
採寸をしに行かせてもらいました。
家に入れてもらうと、おとうがメジャーで測った数字を、
アミーゴが片手に持ったボードの図面に書き込み、私は写真に収めていきます。
おとうには優秀な秘書が二人もいるの・・・笑
隅から隅まで3人でサイズを測りまくり、
それを元に新しい図面を起こしました。
それからは毎日、原家設計ミーティングが夜な夜な開催され、
ピンタレストなどを見てはイメージを膨らませていきます。
この、あーだこーだの時間が楽しいですよね。
まずはコンセプトを決めて、あとはやりたい事を並べていきます。

コンセプト
「アトリエのある暮らし」
ベランダ側の明るい部屋を広くしてアトリエっぽくしたい。
娘が絵を描くので図工室みたいにテーブルや床が
どんどん絵の具で汚れちゃったら最高です。
壁には作品をたくさん飾って、ジャングルっぽく植物も
たくさんぶら下げて、旅の思い出も溢れる空間。
ベースはシンプルに、インテリアはミックスだけど
スパイスを効かせつつ調和が取れるような・・・うん、素敵。
そんなイメージが固まりました。
やりたいこと
・これまでの布団上げ下ろし生活20年に終止符を打つ!
もれなく全員憧れのベッド生活!
・お弁当を3〜4個同時に作れるように大きいキッチン作業台を作る!
・大きなテーブルを作って人をたくさん呼べるようにしたい!
・スクリーンで映画を見たい!(テレビが30インチなもので)
・体育座りからの脱却!足が伸ばせる浴槽を!(マニフェスト風)
さて、だいたい大枠が決まったら、あとは図面とにらめっこです。
広いおうちなら何も問題がない所も、狭いとミリ単位で悩んでいきます。
と言っても、今回は自分たちでDIY。
やりながら考えるでよし。
BEFOREは3LDKの64平米。
玄関を入ってすぐ右に6畳の個室1部屋、左に洗面所と風呂場、
中間右手に納戸3畳、左にキッチン、奥のベランダに面して右手に6畳和室、
左手にリビングダイニング。よくある配置。
手間を省くため、安く仕上げるため、なるべく既存配置を残す方向性にし、
大きく変更するのはリビング、和室、キッチンの壁と天井を取り払い、
部屋をひとつに繋げます。
もうこれだけで見晴らしのいいすっきりした空間になるんです。

リビングから見た和室。
壁を壊して天井も壊して高くします。
和室の床はレベルが違うのでそれも合わせないといけません。

リビングとキッチンの境目。
大きくて立派な天板はもったいないので、
長女の勉強机に再利用することにしました。
この壁と天井はすべて取り払って広く明るいキッチンにします。

既存キッチンはすべて取り払い、動線の使いやすいキッチンに変えます。
もちろんキッチンは1番気合いを入れて作り込んでいくスペースです。
家の中で最も重要!

和室右側の押し入れ。天袋もあるので収納力は抜群。
が、これをすべて潰し2段ベッドに変更。
上部のベッドは隣の長女の部屋側から使い、
下部はこちら側から使えるソファベッドに。
この無駄のない空間使いが今回のポイントでもあります。
ただですね、
この家の中の1番の大収納力をなくしたもんで収納問題が勃発・・・
今、図面上では夫婦の寝室のクローゼットと、
ダブルベッドの下収納を考えていたのですが、ざっくり想像しても
確実にこの押し入れ分の収納が足りなさそうでした。
頭の中の図面で、持っている荷物をしまっていきます。
ん?テントの中に敷く銀色のマットが入らない。
ん?ビーチパラソルも入らない。
じゃあ、あれ捨てて・・・これ誰かにあげて・・・
頭の中でどんどん処分していきます。
他にもいつか使うかも・・・
と取っておいた数々の服、バッグ、靴、食器、雑貨類などなど。
それらは大抵使いませんっ。ハイ。(必死で自分に言い聞かせる)
そして実際に、もらってくれる人を探したり、ネットで売ったりして
徐々に頭の中の図面に収めていきます。
なんとか押し入れ分の物を処分して、それでもまだまだ溢れる物がありますが、
それは引越しをしてから、実際に片付けながらさらに処分していくことにしました。
あとは・・・
DIYの強み。自分でやることの強みなのですが、
工事しながら図面では見えなかった収納スペースの発掘ができるのです。
結果は後日!
物件を決めた時から広さ的に、
大学生の長男の部屋の確保は難しいなと思っていましたが、
やはり逆立ちして考えても無理です。
すでに一人暮らしの部屋があるのに、実家にも部屋があったら
私たち憧れの二拠点居住ではありませんか。
大きなお家ならまだしも、この都会の狭い空間では、
やはり無理なものは無理です。
覚悟していただきやしょう。
ある時、長男が週末に帰ってきたのでこう言いました。
「あ、言っとくけどもうこの家にはそーちゃんの部屋はないからね。
寝るところは作ってあげるけど、
荷物はロッカー買ってあげるからそれに入る分だけね。
あとは全部ひとり暮らしの家に持って行ってね。」
「あー、わかった。」
かわいそう?
いえいえ、かわいそうじゃありませんって!
本人は清々してるはずですよ。口うるさい母親が一番嫌な時期ですもん。
私はキツネのお母さんみたいに、子供が自立できそうな時期になったら
子供を追い出しますよ。
シャーって。笑
つづく
(次はいよいよ解体です。)
ゆーこ
*おとう… FG代表 原さん
*アミーゴ…原家の長女
*親方もりりん… 大工も設計もこなす、FGのDIYアドバイザー
…………………………………………………………..
■ FieldGarage Inc.

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